テイクオフで板の滑り出しが遅いなぁと感じた時に見直したポイント【激変します】
「なんか板の滑り出しが遅いんだよなぁ・・・」
こう思うことありませんか?
以下のことを意識したら、テイクオフの時のボードの滑り出しが早くなりました。
テイクオフの時のパドリングは、板を水平に保つ
僕の場合、ネックベアードという板に買い替えた時に、滑り出しが遅くなり一時サーフィンが調子悪くなりました。「テイクオフ激早!!」とか、「反則ボード!!」とか言われている人気のモデルです。
テールの幅が極端に広く厚みがあるのが特徴で、テイクオフには圧倒的に有利な形状です。
ですが、僕の乗り方の悪い癖のため、その特徴である「テールが広く厚みがある」が逆に悪い方に働いてしまっていたのです。
どういうテイクオフ していたかというと、前のめりの気味のテイクオフで、横から見ると前が下がった斜めの状態です。つまりテールが浮いた状態です。
今更ですが、テイクオフの基礎が見直せました・・・。
ずっと前のめりが正解だと思っていたのですが、全くの間違いでした。。
もくじ
板を水平にしてテイクオフするメリット
- 波のパワーを得られるので滑り出しが早くなる
- 水平テイクオフ後は動作が安定する
波のパワーを得るには?
波のパワーを得るには、ボードを海底に対して並行に真下に沈めないと得る事が出来ません。海面から浮いているだけでは波が来ても上にフワッと持ち上げられるだけで前に押し出させません。
発泡スチロールを水面に浮かせて波を立たせてもプカプカ浮いているだけですが、沈めるとポンと水面に飛び出すのと同じですね。
僕の場合、それまで板を水平にするとかテールを沈めると言う意識がないまま20年サーフィンをしてきました。。
そこにきてネックベアードは、他のボードよりもテールに浮力がある分しっかり沈めないと逆に上に浮かされてしまい、前に押し出されず、結果板が走り出さないといった状態になっていました。
ここを意識してから板の滑り出しが格段に早くなりました。
水平テイクオフ後は動作が安定する
これは当たり前なのですが、水平な場所で立ち上がるのと、斜めな場所で立ち上がるのとでは、明らかに水平な場所で立つ方が安定します。なので、次のライディング姿勢に移るのもスムーズに出来ます。
水平にテイクオフをする時に意識する事
- 行き先を見ながらパドルして立つことを徹底する!
- ボードに体重をしっかり乗せる
行き先を見ながらパドルして立つことを徹底する!
顔を上げて行き先を見ながらパドルをすると、自然と水平状態をキープすることが出来ます。それに立つ時にも頭の位置が変わらないので、安定してスムーズにライディング姿勢に移れます。
「行き先を見ながらパドルして立つ」は、意識はしていても立つ瞬間に目線が下にいきがちです。特に混んでいる時や、となりで他のサーファーがパドルをしていると、つい力んでしまって前のめりにパドルをしてしまい、結果目線も頭も下がって斜めテイクオフになってしまいます。
海でテイクオフの上手いサーファーは必ず行き先を見ながら立ち上がっています。
ここは「絶対に行き先を見る!」と意識を徹底する必要があると思います。
ボードに体重をしっかり乗せる
ボードを沈めた部分が多ければそれだけボードの浮力が使えるので、テールから胸の部分にしっかり体重をかけてボードを真下に沈めると、より滑り出しが早くなります。
その時は力むというよりは脱量して体重をボードに預けるイメージだと上手くいくように感じます。
まとめ
- テールを沈めて波の力をしっかり使ってテイクオフ
- テイクオフ時は行き先を見ながら板を水平にパドル
- 体重をテールから胸まで脱力して乗せる