常に強つ人になる為の3つの要素【朝倉未来から学ぶ】
どんな分野においても、常に勝ち続けるために必要な要素はこの3つ集約されます。
- 分析
- 準備
- 覚悟
格闘家の朝倉未来選手の著書『強者の流儀』を読んで、彼が格闘技でもユーチューバーでも大きな成功を納めているのは、この3つの要素が根底にあることがわかります。
この記事では、本から学んだこの3点をについて書いています。
これらの要素は仕事や人間関係でも全て当てはめることができます。
勝つための分析
『相手と自分を徹底的に分析する』
朝倉選手は対戦する相手の動画を全て見て、弱点やクセを徹底的に分析します。実際の練習よりもこの分析に時間を多く使ういます。
相手の分析をするということは、格闘家であればある程度は想像つきますが、対戦相手の分析だけでなく、自分の分析もかなりの徹底ぶりで、自分の弱点やクセをかるく数十個は言えるらしいのです。
おそらく相手の選手が把握しているよりも、朝倉選手の方が自分の弱点を把握しているのでしょう。
自分の弱点を把握するために、練習で常に自分よりもずっと格下の人からもアドバイスやフィードバックをもらって、自分を客観視する事に徹底しているようです。
ほとんどの人は、自分のことを分かっているつもりでも、実際はまったく分かっていません。これは自分自身のことだけでなく、自分が関わっているサービスや商品に対しても言えます。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」なんて言葉はスポーツをやっている人やビジネスパーソンのほとんどが知っていると思いますが、しっかり実践できている人はごくわずかです。
その分析力はYouTubeの動画作成でも生かされていて、YouTubeを始める前には成功しているユーチューバーの動画は全て見て分析をしたそうです。全てです。。
また、成功しているユーチューバーだけでなく、うまくいっていないユーチューバーの動画も徹底的に分析し、なぜ彼らが上手く行っていないか?ということも分析していたようです。
勝つための準備
『相手を過大評価して準備』
相手を徹底的に分析したら、分析したよりも更に相手が強いと想定して準備をしているようです。これにより、分析した以上のことがリング上で起きても焦らず対処できるというわけです。
つまり、全て想定内の状態にしておくということです。
この点を僕たちの普段の生活や仕事に当てはめると・・・
- 考えられるリスクや問題は前もって徹底的にあぶり出す
- 小さな問題も軽視しない
- 問題への対応策はすでにシミュレーション済にしておく
といったことで応用ができます。
「分析と準備」なんて当たり前すぎる話ですが、失敗したり、うまくいかない原因の多くは、結局はこの当たり前の事がしっかり出来ていないからなんだと思います。
勝つための覚悟
『死んでもいいという覚悟』
これに勝る覚悟は見つかりません・・・。
ちなみにケンカで勝つ方法は、「まいったしなければいいだけ」らしいです。。
ただ、一般の生活で死ぬ覚悟を持つのはなかなか厳しいです。
この点を一般の生活に応用するには、「別に失敗してもいい」、「別に恥かいてもいい」、「別に嫌われてもいい」みたいな、受け入れがたい結果を受け入れる覚悟を持つということに置き換えることが出来ると思います。
当たって砕けろとは違って、あくまでも勝つために、成功するために徹底した分析と準備をしたうえで、最悪の結果を恐れないメンタルを持って行動するということです。
まとめ
- 相手も自分も徹底的に分析する
- 全て想定内になるように準備する
- どんな結果でも受け入れる覚悟を持って行動する